奥鬼怒噴泉塔の湯

 噴泉塔の湯(野湯)

 平家平温泉の南側にある登山道の入口から歩き続けて約5km。
 この手前が急な登りで、太ももがつってしまい歩くのに難儀したが、ようやくメインの噴泉塔に到着。
 
 滝の上の大きな滝壷に登る。
 奥からは熱湯が流れているが、残念ながら溜まっているのはただの冷たい水。

 この右下にお湯が流れ落ちている所がある。
 
 ここが丁度いい湯加減のお湯。
 大人3人くらいで一杯のスペース。
 ここに入ってわざわざ苦労してここまで来た甲斐があったというものである。

 ここから我々は手白沢温泉に向かう事になるのだが、ここからの行程が更にキツい上にややこしい。
 そこで、今回ご一緒させて頂いた仲間の某氏の文章を紹介。

 
「噴泉塔の前の河原を渡り、ロープがつり下げられている場所を登り(べつにロープにぶら下がって、という程ではない。)ちょっとまた急な登山道を登ると真っ平らな平地に出る。
 快適に歩いてゆくと、右手に奥噴泉塔。すぎて、さらに歩くと川を渡るポイントに。浅くて緩やかな沢をわたると同じように広くて緩やかな道を。
 40分〜位歩くとようやく登りが。
 若干迷いやすいポイントを超え、登ってゆくとガレ場が。この周辺で一番危険なポイントだが、3000m級の山によくある光景。
 2カ所のガレを過ぎると、絶景ポイントがあり、越えると峠。
 峠から下りはさほど急ではなく、ありふれた登山道。倒木が数カ所ある。難関としてはその程度。
 最後に河原に出て、川を渡ったポイントより、手白沢への道を一瞬見失うが枯れ沢のような場所の右手に登り、左に巻く感じに道を進むと手白沢温泉に到着する。

 なお、国土地理院の噴泉塔の位置、道はデタラメで、手白沢の玄関先には、国土地理院のすでに修正済みの地図がある。
 しかし、いまだ公開されてない。残念なことだ。」

 (050705)

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