寸又峡温泉

 寸又峡温泉美人湯(共同浴場)

  東名相良牧之原ICからひたすら曲がりくねった細い道を60kmほど進む。60kmといったら私の自宅からだと京都市内
 までの距離に相当する。「よく行ったものだ。」と我ながら関心してしまう(^^)。

  行けども行けども中々着かない山奥深くに確かにここ寸又峡温泉は存在する。
  山奥の集落を見る度、「よくこんな所に人が住んでいるなあ。」と関心する。
  温泉街の中に、一般の民家も何軒かあった。
  一体、仕事・学校・買い物・病院はどうしているのだろう?

  それはさておき、上の写真の駐車場から500mほど左に左に進むと、名湯・寸又峡温泉の共同露天風呂である寸又峡
 温泉美人湯が現れる。
  料金は400円、営業時間は7〜19時半である。
  

  露天風呂といっても屋根と塀でがっちり囲まれている。
  
  けど、決して狭苦しい印象は無い。

  お湯はさすが美人の湯と言われるだけあって、かなりぬめりが強い。
  
  しかし湯温はややぬるめで長湯にぴったり。上の写真の右に写っているおじさんは20分近く入っていると言われていた。
  このおじさんが非常に人懐っこい人で、「君はどこから来たの?」「ここは初めて?」など、私やもう一人の人に色々と話し
 掛けてこられた。この方静岡県内の方らしいが、出身は大阪らしい。いくら話して来られても全然うっとうしく無く、むしろ親
 近感を感じるのはやはり同じ関西人なのであろうか?(^^)

  塀の向こうは渓流が涼しげ。
  この眺めとおじさんの存在(^^)が一時の清涼剤となった。
   (020525)

   
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