山空海温泉
山空海温泉(宿泊施設)
ここは案内の看板は一切出ていない。以下の分かっている情報を元に探し回る。
1:能勢町内。
2:国道173号線と同477号線に挟まれた区域。
3:一庫ダムの北。
4:川沿いにある。
5:建物の屋根の上に巨大な赤色の温泉マークが描かれている。
周辺を走り回り、川沿いを注意深く見ていると、遂に温泉マークを発見。
駐車場は上の写真の少し右手にに細い脇道があり、そこを進み川を渡りきった所にある。
駐車場から先程の建物を目指す。
更に進むと湯治用の宿泊棟が見えてくる。
川原ではアヒルが気持ち良さそうに泳いでいる。
そして券売機の所に到着。料金は500円である。
営業時間は10〜19時、月曜が定休日である。
それにしても、思わずビビってしまうのが、券売機の横に張り出してあるこの温泉憲法ってヤツ。
曰く、「お金を払っているのだから客だと言う考え方の方の入場はお断りしています。」
曰く、「当温泉では、管理人、オーナーの言う事が憲法ですので間違っていても従える人のみ入場してください。」等、なんだか、カトリックの修道院みたいだ(^^;)。
最初、どんな恐ろしい人が出て来るかと緊張したが、出てきて説明して下さったのは、愛想のいい若い女性。ホッと安心した(^^)。
そして、いよいよ中に入る。中はコンクリート打ちっ放しの小さな湯船が2つというシンプルなもの。
大阪府内では非常に珍しい、プ〜ンと立ち込める硫黄臭がたまらない。
入口から向かって左があつ湯で、右がぬる湯。
お湯は炭酸水素-ナトリウム泉で掛け流しだが泉温18℃と冷たい為加温はしている。
無色透明だが白い湯の花が浮遊している。
ツルツルとした浴感も良し。
あと、写真には写っていないが、もう一つステンレスの一人用の浴槽があり、ここでは非加熱の冷たい源泉に入る事が出来る。
いかにも湯治用の施設といった感じ。正直言って、万人特に娯楽を求める人には余りお薦め出来るタイプのものではない。
しかし、たまにはこのようないかにも秘湯といった趣の施設を訪ねてみるのも面白いと思う。
(020727)(060326改訂)
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