湯原温泉(湯原温泉郷)

 砂湯(外湯)

 1年前訪れた当地を今回再度訪れた。ここの素晴らしさをより多くの写真を使って改めて紹介したかったからである。

 米子道湯原ICを降りて国道313号線を北上。やがて進行方向に下記の様なダムが見えて来る。
 ”砂湯”といえばダムの傍というイメージがあるが、ここではない。温泉街は更に北である。

 やがて、温泉街への脇道が見えて来るのでここに入る。
 この道をひたすら真っ直ぐ進むと行き止まりになる。
 ”砂湯”はすぐ向こうだが、車はここの手前の川原の無料駐車場に停める。
 
 いよいよ、砂湯へ。
 川原沿いに囲いの全く無い開放的な湯船が三つ現れる。
 ここは24時無料で入る事が出来る。
 脱衣場にはロッカーは無い。しかも無料なので財布は持ち歩かない方がいい。

 三つの湯船のうち、唯一屋根付の”長寿の湯”へ。
 
 ここは少し熱め。湯ざめを気にする方にはここがお薦めか。

 この向こうにあるのが”美人の湯”。他にも美人の湯と言われる所は多く存在するが、大体がアルカリ性泉である。
 ここもアルカリ性単純温泉だが、アルカリ性線特有のぬめりは殆ど無い。
 
 ここはぬるめで、長時間滞在するには丁度いい。

 この向こうに川原の傍に並んであるのが最後の”子宝の湯”。
 
 前述の”美人の湯”と繋がっているが、こちらは丁度いいくらいの熱さ。
 開放感溢れるが、私的にはダムの存在は蛇足に思える。無い方がもっと野趣に富み開放感が増すと思うのだが・・・。

 あと、ここのいい所は、当日は他にも老若男女様々な人々が入湯されていたが、誰一人として水着を着用する者はいなかった。良い風潮が出来上がっていて素晴らしい。日本人はこれでなければいけないと私的には思う。

 野口冬人氏がここを西の横綱に選んだのも頷ける。
 
 因みに私が当サイトで番付けを行っているのは、この野口氏の番付けの影響である。
 
(030118)

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