西方の湯温泉

 西方の湯(日帰り施設)

 アンモニア系の奇臭がするという事で一度入るべきだと思っていた”西方の湯”。
 場所であるが、日本海東北道の終点中条ICから日本海に向かって国道113号線に入り更に北上。
 海沿いを見ていると、突然巨大な親鸞立像が現れる。
 
 こちらが”西方の湯”。料金は500円で10〜20時の営業。
 御覧の通り休日の真昼間であるというのに停まっている車は僅か。

 まずフロントで料金を払うが、流石にここでは匂いは何もしない。
 恐る恐る浴場に歩を進める。まだ匂って来ない。

 脱衣場に入る。プ〜ンと匂いがしてきた。
 しかし、アンモニアのそれでは無い。
 どちらかと言えばアブラ臭+病院の消毒した匂い(ヨードチンキみたいな感じ)。

 浴室に入るとその匂いが顕著に表れる。
 
 お湯は珍しいあずき色。
 泉質は強食塩泉という事で恐る恐る飲んでみるとやはり強い塩味がした。

 こちらは露天もあり、やはり同じお湯。
 
 「あれ?アンモニアの匂いなんかしやへんやないけ?」
 と思いながら何気無く自分の腕を嗅いでみる。
 「くっさ〜(>_<)。」(←故岡八郎風に)
 体中にアンモニア臭が染み付いているではないか。
 しかし、私は帰りも腕を嗅ぎながら無事ここのお湯を制覇した達成感に浸っていた。
 が、しかし、前述の通り休日にも関わらず客がまばらなのも納得出来た。
 いい湯なだけにその点が惜しい。
 (060516)

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