貝掛温泉

 奥湯沢貝掛温泉(旅館)

 川古・法師そして今回紹介する貝掛と、新潟・群馬両県を跨ぐ三国街道(国道17号線)沿いには良質のぬる湯が点在する。
 越後湯沢温泉より更に県境近くに進んだ所に一軒宿”奥湯沢貝掛温泉”はある。
 
 日帰り入浴は1200円、11:00〜14:00利用可能。

 こちらのお湯は眼病に効くと言われ、かつては目薬として販売されていたとの事。
 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で飲泉可能。
 ごく薄い塩味、少しツルツルとした浴感、白く細かい湯の花が特徴。

 内湯・露天共にあつ湯・ぬる湯と各2槽の浴槽がある。
 
 あつ湯は加温しており循環併用で使用されているが、ぬる湯は源泉温度36.2℃のお湯を非加熱完全掛け流しである。
 そして、内湯・露天共にそのぬる湯の方が大分広い。
 
 特に露天は30人位が一度に入れるサイズ。
 湯量が400L/分と豊富だからこそ成せる業であろう。
 あと上記の通り目に効くという言い伝えがあるという事で飲泉用の湯口のそれで存分目を洗った。
 但し一日だけの利用なので、川古温泉の「川古の土産はひとつ杖を捨て」に対し、「貝掛の土産はひとつ眼鏡捨て」とまでは行かなかったとさ。
 笑えよぉ〜(←横山たかしちっくに)。
 (160522)

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