信貴山温泉
信貴山観光ホテル(旅館)
信貴山の名の由来は、その昔かの聖徳太子が当時の有力豪族である物部守屋を攻めた時七福神の一人毘沙門天が現れ見事勝利し事から、後に毘沙門天を祀る寺院(朝護孫子寺)を建立し、「信ずべき貴ぶべき山=信貴山」と名付けた事から来ている。
この信貴山の麓には他にも数軒の宿があるが、天然温泉を使用しているのは今回宿泊したここ”信貴山観光ホテル”のみ。
ここの温泉に入るには宿泊or食事付き入浴の選択肢しか無く、ノミ不可である。
因みに”ノミ不可”とは”入浴のみの利用不可”という意味で、私の泉友が思いついた造語である。
だが別の泉友は”ノミ不可”を”飲み不可”=”酒が飲めない宿泊施設”と勘違いをした(^o^)。
アメリカのドライカウンティかよ\(--;)。
冗談はさておき、宿泊料金は非常にリーズナブルな部類に入ると思う。
詳細は宿の公式サイトhttp://www.shigisan.co.jpをご覧あれ。
こちらのお湯、上記の公式サイトでは”単純泉”と紹介されているが、正式には”メタ珪酸の項で温泉法に適合する温泉”である。
泉温は23.8℃と低め、湧出量も52L/分少なめの為か加熱循環で使用されているが、これは仕方があるまい。
無色透明で知覚的特徴は無い。
しかし、鼻を突く様な消毒臭も感じなかった。
露天風呂の傍に生えているのは桜の木。
やはり桜のシーズンの宿泊料は普段より3,000円程上がるとか。
この露天の奥にはタヌキの置物をあしらった”冷泉”なるものがある。
詰めても大人2人が限界のサイズ。
入ってみると、非常にぬるいが決して名のとおり冷たくは無い絶妙な温度。推定30℃台前半か?
但し上記の通り、源泉温度は23.8℃でもっと冷たい。
実は加熱したお湯を他の浴槽よりも栓を絞り、お湯をゆっくり投入して冷ましているのである。
(161019)
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