さくら咲く温泉

 さくら咲く温泉源泉(源泉の垂れ流し)

 東吉野村内、国道166号線を東に進む。
 奈良・三重県境を繋ぐ高見トンネルの約1q手前、進行方向右手に神社の入口の小さな赤い橋が見える。
 更に進むと左手にダート道が現れ、そちらに進む。
 
 狭隘なダート道を800m程進んだ終点にさくら咲く温泉の源泉が現れる。

 まず目に付くのがまるで蟻塚の様なこの物体。
 
 こちらは2号源泉のタンクなのだが、析出物が幾重にも付着して見事な自然のアートに。
 結構大きなもので、私の身長(175p)と比べると、150〜155pはあるであろう。
 
 タンクの上部から源泉を覗くと、まるでコップに注いだばかりの炭酸飲料の如く泡が弾け飛んでいるのが観察出来る。
 
 少し手ですくって味見すると、強い塩辛さと炭酸ガスが弾けるのがよく分かる。

 フェンスで囲まれ施錠された中にあるのが1号源泉。
 
 こちらは30分間隔で源泉が沸く間欠泉。
 炭酸ガスを含む間欠泉はここを含め国内では3ヶ所しかないとの事。(因みに残り2箇所はここここね。)

 ここから川の方を見ると・・・、あった垂れ流し!
 
 早速マッパになって入湯。
 しかし、源泉温度15℃で非常に冷たい。
 次回は是非ともここの所有者であるご主人宅を訪ねて快適な入浴をしてみたい。
 (160417)

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