蓼科温泉(蓼科温泉郷)

 小斉の湯(旅館)

   このコーナーに頻繁に登場するM君とS君と、いつもの如く「どこか温泉いこう。」という話が出た。
   どこかいいところはないかと、ガイドブックを開いてみる。「秋の信州はいいかも。朝出発すれば明るいうちに到着する
  やろ。」と、信州のページを見てみる。
   「おっ、エエとこあるやん。」目に留まったのは”小斉の湯”なるところ。山の斜面に作られた少し小さめの素朴そうな
  湯船と辺りの景観が良さそう。迷うことなく予約。

   ようやく、旅行当日。私と上記の二人以外にあと男一人女性二人の計六名という大所帯で行く事になった。
   最後に車で私を拾って全員集合する予定が10時頃のつもりでいたが、蓋を開けたら12時に。
   結果、名神〜中央道というルートで到着した時には既に日が沈んでしまった後。

   まず夕食前に私とS君の二人だけで、四つあるうち(うち二つが混浴、残り二つが女性専用)の一つの風呂に行く。
   山の斜面を登っていくが、そんなに遠い距離ではないし、道と浴場は照明が照らしてある。照明もやや薄暗いぐらいで
  丁度いい。6〜7人ぐらいでいっぱいになりそうなサイズの湯船。湯温はやや熱めというところか。

   夕食後、もう一度男全員で入る。湯に足だけ突っ込んで浴槽に腰掛け長話に花を咲かせる。あっと言う間に一時間
  ぐらいたってしまった。11月でしかもここは信州、外は寒いにも関わらず、温泉のお陰で体は中々冷えないですむ。

   翌朝、もう一度4人で入る。外には霜が下りていた。晩秋の山々の風景を見ながらの入浴はやはり格別。「やはり
  露天風呂は明るいうちに入らないと。」とつくづく思った。
   
   余談だが、降霜時の露天風呂は滑り易いのご注意。案の定M君が尻餅ついた(^^)。ご丁寧にM君は帰り立ち寄っ
  た川原の石でも足を滑らせ片足を川に突っ込んでずぶ濡れになってしまい、この日は踏んだり蹴ったりだった(^^;)。
   
   (上の写真は当日のものだが、なぜMくんがつねられているかは謎(^^)。)
   
(020225)
   
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