いいだ温泉

 湯里湖(日帰り施設)

   温泉大国信州には有名な温泉地は数多く存在するが、その中で私の住む関西から最も近くに存在するのが昼神温泉
  である。しかし、私にとってはここは余り面白そうには思えない(^^;)。だが、少し足を延ばせばマイナーな存在ではある
  が、実に魅力的な温泉が数多く存在する。

   これらの中でも一番行ってみたい思った所がこれから紹介するいいだ温泉「湯里湖」。
   中央道飯田IC出口を右折し国道153号線を東に進む。更に国道151号線との交差点を右折しそのまま南下。
   下伊那郡下條村との境の手前にここいいだ温泉「湯里湖」は存在する。
   
   ここは何と朝の5時(10〜3月は6時)から開いている(22時まで営業)。料金は500円だが例外としてここの温泉名と
  同じ名前の”ゆりこ”さんはタダになる(^^)。

   建物は至ってこじんまりとしている。玄関を入るといきなり野菜や果物が真正面に陳列されている。
   まるで青果市場の様だ。
   

   多少狭苦しい脱衣場から浴場への入り口を開けると、
   
   おおスゲェ〜!かなり大き目のサイズの露天風呂。後ろには南アルプスの山並みが間近で開放感満点。

   湯船はこの大きなのと左奥に小さなそれがある。湯温は大きい方が丁度いいくらいで、小さい方はかなりぬるめで底に
  板が置いてありいかにも湯治用って感じ。
   

   湯船の向こうはまさに断崖絶壁。高所恐怖症の人は余り奥に行かない方がいいかも。
   一体何メートルぐらいあるだろうか?すると、横で入浴していたあるおじさんが「川底から杉の木が生えているだろ?
  杉ってのはどんなに伸びてもせいぜい50〜60mぐらいにしかならないんだよ。それを目安にするとここから川原まで
  はせいぜい70〜80mぐらいだな。」と私に説明してくれた。

   因みにここは無料で温泉の湯を持ち帰り出来る。ポリタンクやペットボトルを持参した人が結構いた。
   それと、雨天時に使用するのであろうか、入り口付近に下の様な傘が置いてあったのがユニークだった。
   
(020413)


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