延徳温泉

 延徳温泉(工場敷地内の垂れ流し)
 
 テレビ朝日系列で放送されている「ナニコレ珍百景」で「日本で最も客の少ない温泉」として紹介されたのが、ここ延徳温泉。
 中野市内の某食品加工工場の敷地の隅に存在する(と、言っても工場の塀の外側に位置するが)。
 
 工場の入り口付近に2本のパイプからドバドバお湯がかけ流されたポリバスが現れる。
 普通車なら3台は停められるスペースがある。
 車を降りると硫化水素臭がプ〜ンと漂って来る。
 一応地上波で紹介される位であるから、入浴は自由だが要水着着用である。
 
 お湯に浸かると硫黄泉系でよく見られる白く細長い湯の花とそれ以上に緑色の藻が大量に舞い上がる。
 泉質は含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。
 
 源泉温度は48.7℃あるが、2本のパイプから流れ出てくるお湯はせいぜい41〜40℃位。
 浴槽に溜まったお湯は約38℃位しかないのではないか?
 私が訪れたのは11月中旬。パイプから流れるお湯を浴びていないと非常に寒い。入るならもっと暑い時期がオススメ。
 
(191221)

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