堀切温泉

 堀切温泉(公衆浴場)

 宮崎道都城ICから北西約4キロの所にある堀切温泉。
 県道420号線から案内に従い脇道に入ると急に景色は森の中。
 「ホンマ、この道で大丈夫かいな?」と心配しながら、細く曲がりくねった道を進むと”堀切温泉”の看板があり一安心。
 
 車を降りると女将さんが出てきて「はい、一人300万円ね!」と、大阪のおばちゃんみたいなギャグをかましてくださった。
 ここの入浴料は300万円ならぬ300円(1時間以内)。営業時間は7:00〜19:00。

 浴場は奥にある別棟。
 
 脱衣場には近くの小学校の児童らが社会科の見学にこちらを訪れた時の感想、と思わしき内容の書かれた模造紙が貼り出されていた。
 読むと、開業は明治時代で非常に歴史がある等の内容が。
 あと”堀切”の名の由来は、当初この辺の地名か経営者の苗字だと思っていたが、文章を見ると「山を掘り切ったから。」という事が分かった。何だそりゃ?

 こちらが浴室。お湯は鹿児島県のこちらに良く似たグレーのお湯。
 
 19.3℃の冷鉱泉を加熱しているのみで、循環や加水等の小細工は一切無い。
 色以外特に特徴は無いが、地元の常連さんには湯治用として重宝されている様子。
 いつもの湯巡りの如く早々に上がって車に戻ろうとしたら、前述の女将さんに「アンタのは”カラスの行水”!そんなんじゃ何にも体に効かないよ!」と突っ込まれてしまった(^^;)。
 (140521)

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