山里温泉

 山里温泉旅館(旅館)

 須崎市内から海沿いを離れ、国道197号線を北西に進む。
 更に県道317号線に入り2キロ程進んだ所にある集落の奥に一軒宿”山里温泉旅館”がある。
 一度廃業になったが、現オーナーが買い取って再建させた。
 
 私が館内に入るとすぐに若い女性従業員が応対して下さり、温泉に入浴したい旨を伝えると、「お湯の状態を見てきますので、暫くお待ち下さい。」と言って館内から外へ出て行かれた。
 彼女が戻って来るのを待って暫くすると、女将さんが出てこられた。
 女将さんの話によると、一応日帰り入浴は11:00〜17:00となってはいるが、特に15:00以降は団体の宿泊の方々が来られる場合があり、そうなると日帰り入浴を受け入れる事が出来ないので、訪れる場合は事前にTEL確認して欲しいとの事。

 よって日帰り入浴は事前TEL確認した上で、11:00〜14:00位迄に訪れるのが妥当。
 因みに入浴料は700円である。

 暫くして先程の女性従業員が戻って来られ、入浴できる状態になったとの事で浴場まで案内して下さった。
 旅館の裏を進み川沿いの道を降りた所に湯小屋が2棟現れる。
 
 木造の壁&波プラの屋根がいかにも手造り感があって良い。
 この湯小屋も現オーナーが建てられたもの。

 中には大人4〜5人で一杯になりそうな岩風呂が一つ。
 確かにこのサイズなら、団体客がいたら後から入り込む余地は無いであろう。
 
 しかし、決して湯量が7.8L/分と多くは無い為、お湯をベスト=完全かけ流し(加温あり)で提供するにはこのサイズが妥当に思われる。
 泉質は単純硫黄泉。
 いかにもそれらしき少し白濁した色をしている。
 ほんのり漂うタマゴ臭もまずまず。
 上記の通り、一度廃業した施設だが今度はいつまでも存続して欲しい所である。
 その為には少しでも多くの方々に利用して頂きたい。
 
(150331)

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