湯之谷温泉(霧島温泉郷)

 霧島湯之谷山荘(旅館)

 霧島温泉郷の中でも西に位置する湯之谷温泉。
 ここの一軒宿が”霧島湯之谷山荘”。
 
 国道223号線から看板に従い500m程進んだ山中にある。
 立ち寄り料金は400円で、10〜16時入浴可能。

 こちらがオール木造の鄙びたムード満点の内湯。
 
 脱衣場には「100%かけ流し。pH5.7の弱酸性で着色無し(←白骨温泉に対する当てつけか(^^)?)。源泉5本を所有し総湧出量毎分480リットルで、加水加熱一切無し。」と謳った張り紙がある。
 上の写真奥が霧島温泉郷にはよくあるタイプの硫黄泉。手前の小さな湯船が同温泉郷では珍しい炭酸泉との事。
 奥の硫黄泉の方は適温で、味はタマゴ+渋みのある味。飲泉も可能。
 手前の炭酸泉は30℃程でかなりぬるめで硫黄泉と交互に入ると気持ちが良い。
 この炭酸泉だが、予想していた泡着きは全然無い、代わりに白い湯の花が無数に浮いている。
 何だか私のイメージする炭酸泉とかけ離れているが、郡司勇氏著「一湯入魂温泉」(山と渓谷社発行)によると、
「この炭酸泉は(硫黄泉と)ほぼ同じ湯で、温度のみ低いものだと私は観察した。温度が低いので炭酸が残り、さらに硫黄の析出が少ないので色も薄い白濁になっている。」(本文抜粋)
 と、記載されている。うむ、納得納得。
 
 奥には硫黄泉の露天もある。
 
 森の中の野湯という感じ。
 けど、やはりここのメインは内湯の方か。
 (050515)

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