有馬温泉

　上大坊（旅館）

　関西人のクセして私は今の今まで有馬の湯に入ったことが無かった。（温泉街を通り過ぎた事は何度かあったが。）
　理由は、
　１：自宅から中途半端に近いこと。
　２：全体的に宿の料金が高額なこと。
　３：露天が余り無い事。
　の3つが挙げられる。

　しかし、今回は日頃お世話になっている某会の方々の案内で、特に良質のお湯を楽しめるここ”上大坊”で有馬の湯初挑戦ということになった。
　
　ここは通常1000円で15〜18時の間立ち寄り入浴が可能である。（但し要確認）
　ついでに宿泊も12000円と有馬の中では比較的リーズナブルな方。

　肝心のお湯の方がこちら。
　
　茶褐色の加水一切無しの濃厚なお湯（いわゆる金泉）が並々と注がれている。
　透明度ゼロに近いこのお湯。茶褐色系でここまで濃いお湯は私は初めてである。
　タイル張りの質素な浴室だがそんなことはどうでも良くなる程の価値がある。
　（余談だがもう一つの湯船の透明なお湯は銀泉ではなくただの白湯である。）

　ここがこれだけ濃厚なお湯を確保出来るのは、下の写真の共同源泉”天神泉源”から僅か20ｍという至近距離にあるからではなかろうか？
　
　98℃という高温のお湯を加水一切無しで提供する上大坊はエラい！
　(031116)

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