湯ノ岱温泉

 上ノ国町国民温泉保養センター(宿泊施設併設の日帰り施設)

 前日の晩、道の駅江差にいる事を某SNSに書き込んだら、温泉仲間の某女史から近隣のオススメ箇所の情報を提供して戴いた。
 それがここ”上ノ国町国民温泉保養センター”。
 
 場所は日本海側国道228号線から道道5号線を函館方面に10数キロ程進んだ所。
 料金は350円で、11:00〜21:00の営業。

 浴室に入ると金気系の清涼感のある匂いが漂う。
 使用源泉は2つ。
 浴漕は男女共各3つあり、各漕温度が違う。
 
 詳しい内訳を表にあらわすと、↓このようになる。
 

湯温 使用源泉 加熱 泉質
35℃ 1号井 無し 食塩泉
38℃ 2号井 無し 含土類-食塩泉
42℃ 2号井+白湯 有り 含土類-食塩泉


 まずは中央の38℃の浴槽へ。
 
 少し濁ってはいるものの透明に近いお湯。
 湯口のお湯を飲むと炭酸の弾け具合が強い。
 泡つきもなかなかのもの。

 一番ぬるい35℃の浴槽は緑褐色の濁り湯。
 
 こちらの方が成分が濃そう。
 この周辺の床が一番析出物で盛り上がっていた。

 以上、個性的な完全掛け流しのお湯を非加熱で味わえるこの施設と、紹介して下さった前述の女史に感謝。
 あと、ここ湯ノ岱温泉はもう1件旅館があったそうだが、残念ながら近年廃業されたとの事。
 同温泉のお湯に入れる施設は今はここだけとなってしまった。
 せめてここだけは末永く存続されて欲しいと切に願う。
 (131125)

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