雄阿寒温泉跡

 雄阿寒温泉跡(野湯)

 雌阿寒温泉は今も健在だが、かつて雄阿寒温泉なるものも存在したと言う。
 場所は雄阿寒岳の南側、国道240号線と同241号線の交差点の少し南。
 左手に阿寒川沿いに出る入口があるので、その中に入る。
 
 一応私有地の様だが、自由に入れるみたいで他にも何台か車が停まっていた。

 この土地は今でこそ更地だが、かつては立派な旅館が建っていたと言う。
 
 この敷地内から川に向かって何ヶ所も源泉が垂れ流し状態になっている。
 ホント、勿体無い話だこと。
 
 一番大量にお湯が垂れ流されているパイプのお湯は実測51℃。
 流石の私もこの熱さではアビルマンは無理。
 
 そこで川に下りて、源泉と川の水が混ざって丁度良い温度の所に陣取った。
 
 ちょっと浅いのが残念だが、お湯は炭酸と金気の匂いと味がしてまずまず。
 流れるお湯は透明だが、赤褐色の析出物がこびり付いている。
 (051004)

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