湯倉温泉
湯倉温泉(共同浴場)
金山町内の国道252号線を大塩温泉を越えて更に東に進む。
進行方向左手を並行して流れる只見川の対岸を眺めると、析出物らしき小山と小さな建物が見えてくる。
すぐ近くにある橋を渡って、隣にある旅館を通過すると、この共同浴場に突き当たる。
いかにも鄙びた様子のこの建物、管理人は常駐しておらず、料金箱に寸志(100円くらいが目安か)を入れるというシステム。
営業時間も特に定まっていないとの事。
こちらが湯船の淵に析出物が幾重にもこびり付いた浴室。
いかにも濃そうなお湯に期待がかかる。
茶褐色のお湯で、中には茶色い湯の花が無数に浮遊している。
源泉温度60.6℃というから恐らく非加熱、更には掛け流し。
泉質は塩化物泉。飲泉可能で飲んでみると、突き刺さる様な塩辛さは無く、むしろ薄くマイルドな味がする。
匂いの方はどちらかと言うと金気臭(或いは土類臭?)が鼻に突く。
あとここは炭酸も多く含むそうだが、高温の為湯口で抜けきっている。
(060419)
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