磐梯横向温泉

 下の湯 瀧川屋旅館(旅館)

 当初、同温泉地の”中の湯旅館”の温泉に入ろうと思ったが、生憎源泉修理中(配管設備か?)の為休業中。
 そこで地図を眺めると、同温泉地内すぐ傍に”下の湯 瀧川屋旅館”の文字が掲載されていたので、ダメ元で訪問。

 こちらが”中の湯旅館”と近いが、鄙びた一軒宿っぽい雰囲気の”下の湯 瀧川屋旅館”
 
 玄関に入ると、女将さんがすぐにやって来て、「今おばあちゃんが入っているので、15分位は待っていただかなくてはいけないですが、宜しいですか?」と言われたので、了承する。料金は1000円と高めだが、いいお湯に入れるのならそれで構わないと思いすぐに支払った。
 あるサイトによると本来日帰り入浴は受け付けていないとの事。訪れる際はTELした方が懸命だと思う。

 女将さんにお茶を出していただき、15分程待機していたら湯治客らしきおばあちゃんが戻って来られたので、女将さんの案内によって浴室に向かう。
 脱衣場入口付近の壁には「男湯 女湯」ではなく「混浴 女湯」との標示があった。
 
 更にお湯を入れているのはお湯の節約の為、混浴の浴室のみであった。

 こちらが浴槽、3槽に仕切られている。
 
 緑褐色のお湯には茶色い大粒の湯の花が大量に舞い、温泉成分らしき油膜も観察出来た。
 泉質はカルシウム・マグネシウム-炭酸水素泉で、鉄錆臭(或いは金気臭?)、と若干のエグ味がした。
 お湯は加温・加水・循環一切無し。
 足元湧出でもあるが、湯口からもお湯が注がれている右側奥が一番温かい。それでも37〜38℃とぬるめ。
 更に左側奥は34℃位、手前は31〜30℃位と、長時間浸かっていなかったら風邪を引く程。
 以前はもう少し温かったが、先の東日本大震災以降湯温が下がったとの事。
 入るなら真夏がオススメ。
 (161108)

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