高湯温泉
旅館 玉子湯(旅館)
福島市の中心地から県道70号線を西に吾妻高原の方向に向かう。
やがて標高750mの山あいに7軒の宿で形成される高湯温泉に辿り着く。
ここ高湯温泉は開湯400年前と歴史があり、”東北の草津”とも呼ばれる名湯。
今回はその中でも代表格の”旅館 玉子湯”を訪れた。
立ち寄り料金は500円で、10半〜15時利用可能。
フロントで一人だと言う事を遂げたら、渡された用紙に名前を書かされた。
何でも「万が一の事があるといけませんから、お一人の方には名前を書いて頂いています。」
万が一って・・・硫化水素ガスでも発生するのか?
「こっちはガスマスク持参しておりますので大丈夫です。」と言おうかと思ったが、恥ずかしいから止めておいた。
こちらのフロントは4階、浴場はエレベーターを使って1階に降りた所。
建物の外に出てすぐのところに内湯がある。
乳白色のお湯はpH2.7の酸性-含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。
宿の名前の如く上質のタマゴ臭がするが、息苦しい程のガスは蔓延していない。
この更に下に名物の露天風呂がある。
お湯は口に含むとタマゴ味に混ざって酸っぱい味がする。
しかしながら、適温のお湯は滑らかで包み込まれる様な感じ。
更にこの日は天候も良く、気持ちの良い入浴となった。
(060513)
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