不動湯温泉

 白雲荘(旅館)

 土湯温泉の温泉街から看板に従い細い道に入る。
 やがて景色は山中にと変わり道も曲がりくねって来る。
 途中からはダートとなり、4キロ程進んだ所で駐車場に突き当たる。

 駐車場から少し歩くと立ちはだかるのが、ここ不動湯温泉”白雲荘”。
 
 鄙びたムード満点の一軒宿。
 立ち寄り入浴は400円で10〜15時入浴可能。

 案内され木の階段を降りて浴場に向かう。
 まず最初に辿り着くのが、”常盤の湯”。
 
 赤褐色の炭酸鉄泉。
 炭酸系の匂いがして、味は薄い鉄のそれ。

 その下にあるのが”羽衣の湯”。
 
 無色透明の単純泉。
 白と黒の湯の花が浮遊しており、薄いタマゴ臭がする。

 最後は一番下にある露天の”不動湯”。
 
 無色透明の硫黄泉。
 ぬるめで、白い大粒の湯の花が浮遊している。勿論タマゴ臭がするが、味は殆ど無い。
 サイズは小さいが目の前の小川の流れを眺めながらの入浴は心洗われる。

 以上、一度に3種類ものお湯が満喫出来る不動湯温泉。実に素晴らしい所である。
 (060510)

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