天谷鉱泉

 天谷鉱泉(旅館)

 越前町内の県道184号線沿い、天谷地区の少し南側にある一軒宿”天谷鉱泉”。
 私は恥ずかしながら最近までここの存在を知らなかったが、某会仲間のある方に教えて頂いて今回訪問する運びとなった。
 
 佇まいからして秘湯ムード満点。どんなお湯が待っているのか、嫌が上にも期待させられる。
 因みに立ち寄り料金は350円。9〜19時半まで利用可能。

 料金を払って早速脱衣場へ。
 浴室には3人のおじさんが。どうやら地元の方々の様子。
 
 私も早速中へ。薄っすらタマゴ臭が立ち込めているのがいい。(泉質は芒硝泉)
 まずは掛け湯をしようとしたが、風呂桶が何処にも無い。よく見るとおじさん達誰も風呂桶持っていない。
 ポリシーに反するが、いきなり中に飛び込む。
 「あついっ!!!!!」単に熱いだけで無く、ヒリヒリと痛い。直ぐに飛び出した。
 一人のおじさん「兄ちゃん、いきなり入っちゃ熱いに決まってるやろ。ほら、こうして体に馴染ませるんだ。」
 よく見ると皆さん中に入らず、ひたすらタオルにお湯を染みこませてそれを絞り掛けしている。
 中にはどういうワケか顔だけ浸けるおじさんもいる。(因みにここを紹介して下さった某氏もその様な人を見たらしい。)
 別のおじさんは温度計でお湯を測って、「46℃か、47℃は欲しいがまあ入れるだろう。」という始末。
 一体何なんだ、ここは?何だかある意味とってもおっぺけな所だったぞ。
 (060315)

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